合格率と難易度を徹底調査!

さて、行政書士試験はいったい何人が受験し、合格しているのでしょうか? 

一般財団法人行政書士試験研究センターのウェブサイトによると、平成25年度の受験者数は5万5,436人で、合格率は10.10%。受験者は30代が多く(男性が4万1,186人、女性が1万4,250人)、合格者も30代が多く(男性が4,349人、女性が1,248人)なっています。

よくインターネットで「行政書士試験は簡単」と書かれていることもありますが、この合格率をみると、そう簡単なものではないことが分かりますね。

「じゃ、初学者や法律を学んだことがない人は、独学では合格が難しいの?」という声が聞こえてきそうですが、決してそうではありません。実際、受験者の中心層である30代の人たちは、働きながら、または子育てをしながら独学で合格しているケースが多く、そのなかには全く法律を学んだことがない人も多くいます。

大切なことは「合格第一主義」に徹し、とにかく合格するために得点できる科目から効率よく学習することです。「合格するために必要な勉強に徹する」考え方でいけば、それほど恐れる必要はありません。

近年の行政書士試験の出題傾向をみると、過去に出た分野をさらに掘り下げた細かい問題の増加や、司法試験の典型論点の出題、過去問の焼き直しなど、試験のレベルは年々難しくなっています。また、一般知識については、出題傾向がつかみにくくなっていて、普段から新聞などを読んで情報を取得しておかないと、「知らないものが出てしまって、全く解けない!」という状況にもなりかねません。

しかし、これらも正しい方法で効率よく勉強すれば、見たことのない問題に頭を抱えるということはありません。どこか少しでも知っていれば消去法で解ける選択肢が多くあります。また、一般知識についても平日の夜のニュースや、新聞の経済欄や国際欄でよく使われる「ことば」について説明している文章をチェックしておけば、全く知らない問題が出て頭を抱えるということも避けられます。

ただ、気をつけなければいけないことは、行政書士試験は多くの科目数があるため、あらゆる項目を一から勉強しようとしたら、試験にのぞむまでに何年もかかってしまいます。

独学で合格するには、法令(択一式と記述式)などで半分以上、一般知識は4割以上正解し、さらに全体で6割以上の正解が必要です。好き嫌いをせず、特典しやすい科目から効率的に勉強することが大切です。

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