3カ月で合格は可能か?

 行政書士の試験は、独学でどのぐらいの時間をかければ合格できるのでしょう?

 結論からいえば「合格第一主義」に徹すれば、3カ月で合格することは可能です。「合格第一主義」とは、とにかく合格するために、得点しやすい科目から効率よく勉強していくというスタイルです。

 行政書士の試験科目は、「法令等科目」と「一般知識」の2つ。出題配分は、法令等科目から46問、一般知識から14問。試験は300点満点で、合格ラインは180点が目安といわれています。行政書士の試験は、ほかの国家試験と比べて勉強する項目が非常に多いため、独学で3カ月で合格したいのであれば、好き嫌いをせず効率的かつストイックにやらなければいけません。

行政書士試験を独学3カ月で確実に合格するための、3つのポイントは……

 1 学習時間がかかる科目は捨てる!
 無謀に聞こえますが、行政書士の試験は満点を取らなければ落ちる試験ではありません。また、高得点を取ったからといって優遇されるわけでもありません。どう見ても時間のかかりそうな科目はバッサリと捨てましょう。「軽く見ておこう」などと手をつけてしまうと、得点しやすい科目の勉強にまで影響してしまいます。

2 過去1回も出題されていない箇所は捨てる!
 法令科目は、過去に出題された頻度が高いところを学習しましょう。競馬と違って確率の低い「大穴」を狙っても、配点は同じなので仕方がありません。

3 頻出事項は正確かつ細かく勉強する!
出題傾向は行政書士法などを除けば、ある項目に着目し、掘り下げて出題されるピンポイントスタイルです。頻出箇所は、条文の数字や条文間の異同に気をつけて、しっかりとおさえましょう。
 
 3カ月の独学最短合格を目指すのであれば、必要事項を効率よく繰り返し勉強しなければいけません。過去問による復讐を中心に、模擬試験などを利用しながら、理解度をチェックしていくと良いでしょう。

 なお、法令科目の中で最も力を注いで勉強するべき科目は「憲法」と「民法」です。なぜなら「憲法」を学べば、行政法関連の科目が効率的に勉強できるからです。また、「民法」を学べば、その後に商法が効率的に勉強できます。独学による短期合格は、一にも二にも「効率」を意識しましょう!

>>行政書士試験の合格率と難易度を徹底調査